「美頭皮」自慢の美容師が伝授!
未来の美髪・美肌を育てる頭皮ケア習慣

「美頭皮」自慢の美容師が伝授!未来の美髪・美肌を育てる頭皮ケア習慣
スタイリスト

施術の合間やシャンプーのときにサロンでも取り入れられている頭皮ケア。日頃のヘアケアに取り入れることで、髪の健康も美肌も同時に叶えることができるんです!今回は、ご自身も頭皮ケアにこだわっていて、頭皮を褒められることが多いという、人気美容室「Un ami Kichijoji(アンアミ キチジョウジ)」スタイリストの岸直美さんに、頭皮ケアの重要性や自宅で簡単にできる頭皮ケアテクニックを教えていただきました。

頭皮ケアは髪から肌まで、全てに通ずる!

美髪を叶えるには、健康な髪を育てるための、健康な頭皮が欠かせません。
頭皮環境が悪いと、ニオイやベタつきの原因になったり、健康な髪が生えづらくなったりしてしまいます。でも、頭皮ケアは髪のためだけのものじゃないんです!

頭皮ケアは髪から肌まで、全てに通ずる!

頭皮と顔は一枚の皮膚

頭と顔って、一枚の皮膚でつながってますよね。なので、まずは頭皮も顔の一部と考えてほしいです。頭皮が健康じゃないと、顔のたるみや肌荒れなどを起こすことがあります。いくら力を入れてスキンケアをしても改善されなかった肌トラブルの原因が頭皮にあった…なんてことも。

キレイな肌を目指すためにも、頭皮ケアで頭皮環境を整えることが、本当に大切なんですよ。

まずは今の頭皮の状態からチェック!

肌は鏡を見ればひと目でわかりますが、頭皮はなかなか自分では見ることができない場所。自分の頭皮の状態を知らない人も多いです。今すぐできる簡単なセルフチェックをご紹介しますね。

まずは、両手の指を広げ、指の腹でボールをつかむように頭皮をつかみます。このときの頭皮の硬さは、おでこと同じぐらいの硬さが理想ですね。

まずは今の頭皮の状態からチェック!

そこから頭皮に指を密着させたまま、前後左右に一緒に動かします。このとき、頭皮が硬くてあまり動かない場合は、血行が悪くなっている証拠。血行が悪いと、髪に十分な栄養が届かず、髪の健康にも美容にも影響を与えてしまいます。

血行促進!頭皮マッサージのやり方

血行促進には、頭皮マッサージが効果的です。やり方さえ覚えれば自分で簡単にできますよ。

まずは、左右から頭皮をつかんで、頭皮を回しながら揉みます。頭蓋骨と皮膚の間を回すイメージで皮膚を動かすとマッサージがしやすいです。一点集中というよりも、全体的に刺激を与えるようにもみほぐすのがポイントですね。
頭皮マッサージをするときは、必ず上に向かって引き上げるように揉んでください。

血行促進!頭皮マッサージのやり方

頭頂部は念入りに

ハチ(頭のてっぺんとサイドの間のやや出っ張っている部分)より上の頭頂部は、筋肉が凝りやすいところなので、特に意識してマッサージするのがポイントになります。頭頂部に向かってもみほぐすことで血行が良くなり、薄毛の原因を改善することにもなりますよ。

また、頭皮をマッサージするときは、爪を立てずに指の腹で指圧することが重要。髪を引っ張らないように気をつけながら、凝り固まった頭皮をじんわりほぐすイメージで、マッサージしてみてください。

頭頂部は念入りに
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電動マッサージャーもおすすめ

頭皮マッサージを自分でやるのが難しいと思う方は、電動タイプのマッサージャーを使って、頭皮のコリをほぐすのもおすすめです。凝り固まった筋肉をほぐして血行を良くすると、顔色が良くなったり、リフトアップができたりと、うれしい効果がたくさんありますよ。

シャンプーが頭皮ケアの基本

「頭皮ケアと言えばマッサージ」と思っている方も多いですが、頭皮を清潔に保つことも同じくらい重要!そのためには、なによりも日々のシャンプーをしっかり行ってください。頭皮に汚れや皮脂が詰まっていると、ニオイやベタつきの原因になってしまいます。

私自身もシャンプーには気を使っています。周りの美容師からも頭皮がキレイと褒められますね。
夏場はスカルプ系のシャンプーを使用するなど、季節や頭皮状態に合わせてアイテムを変えるのもおすすめです。

手で洗えない汚れには、シャンプーブラシ

シャンプーブラシを使ってシャンプーするのもいいと思います。シャンプーブラシは、指だけではなかなか落ちない汚れもしっかり落としてくれるので、頭皮ケアにとてもおすすめです。

シャンプーブラシを使用するときは、ある程度手を使って泡立てから使いましょう。指の腹でも指圧ができるので、最初は手で洗ってから途中でシャンプーブラシに変えて細かく洗うといいですよ。

ちなみに、シャンプーブラシをおすすめしたところ、頭皮の状態が変わったお客さんもいます。いかに自分が適当にシャンプーをしていたかわかったとおっしゃってました。

手で洗えない汚れには、シャンプーブラシ 手で洗えない汚れには、シャンプーブラシ
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シャンプーは夜!

よく朝風呂・朝シャン派ということを聞きますが、頭皮環境を守るためにも夜にシャンプーをしてから寝てほしいです。そのまま寝てしまうと、汚れや皮脂が頭皮に詰まりやすくなってしまいます。

また、髪につけたスタイリング剤は頭皮について毛穴を詰まらせる原因にもなります。私生活で頭皮ケアを心がけるなら、まず夜のうちに髪と頭皮の汚れを取るところから始めてほしいですね。

サロン帰りのような仕上がりを!頭皮ケアのポイント

普段なかなか意識が行き届かない頭皮。日々のシャンプーや簡単なマッサージで、健康で美しい髪がキープできます。ヘアケアはトリートメントに頼りがちですが、頭皮の環境を整えることで理想の髪に近づくことができますよ。美肌のためにも毎日のシャンプーから気をつけてみてください!

スタイリスト

今回教えてくれた美容師

Un ami

Kichijoji スタイリスト
岸 直美 さん

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頭皮のコリを、程よい圧で、押しほぐす。ドライヘアにもシャンプーにも